水間ロンの国籍は日本！中国生まれ・中国人の母をもち苦悩した過去も？

俳優・水間ロンさんの国籍について、よく検索されているようです。

理由は、水間ロンさんが中国生まれで、これまでも中国人としての配役でドラマに出演することも多かったからでしょう。

結論から申し上げて、水間ロンさんは日本国籍を保持されています。

しかし水間ロンさんの背景には、複雑な感情があったようです。

今回は、水間ロンさんの国籍にまつわる情報を調査しました。

水間ロンのプロフィール

引用：Instagram

水間ロンの国籍は日本！

引用：Instagram

水間ロンさんは中国・大連で生まれ、大阪で育ちました。

「mikkusu　magazine」の中で、パスポートの国籍が日本であることを公表しています。

日本人でもあるし中国人でもあるなって。その旅行感覚でいうと日本人ですって言います。持ってるパスポートがそうなので。（引用：mikkusu magazine）

しかし、それだけで自分のアイデンティティとして「なに人であるか」ということとはまた別だとして、時と場合によって使い分けているそうです。

中国残留孤児の父親も日本国籍

水間ロンさんの父親は日本国籍の中国残留孤児で、母親は中国人です。

そのため、水間さんは4分の3が中国人、4分の1が日本人というルーツを持っていますが、お父様も日本語は中国で勉強したそうです。

将来的には日本に住みたいと思っていたため、日本語も勉強しながら、現地では中国語を習得していきました。

水間ロンは中国生まれ・大阪育ち

今でこそ、日本語・中国語をあやつり、世界を股にかけて俳優活動をおこなっている水間ロンさん。

しかしアイデンティティについてはとても悩んでいたようです。

生後４ヶ月で日本へ

水間ロンさんは、生まれて４ヶ月で日本へやってきます。

お父さんも日本国籍だとは言え、ほとんど独学で勉強していた状態だったので、母国語は中国語になっていたのでしょう。

幼少期は、他の家庭との違いに悩んでいたようです。

「僕は生後数カ月で日本へ来ました。家での両親の会話は中国語。友人たちの家族となぜ違うのかと悩み、燕のように中国を嫌っていました」（引用：IZA）

しかし水間ロンさんは、大学を卒業するまでを大阪で過ごします。

地元の学校に通いながら、日本の文化に親しんでいきました。

中国語は話したくなかった幼少期

引用：Instagram

水間ロンさんのご家庭では、中国語でやりとりをしていたそうです。

しかし当然、住んでいる場所が日本ですので、外では日本語を主に使用していました。

水間ロンさんの初主演映画「燕 Yan」では、水間ロンさんと同じく日本人の父と台湾人の母の下、台湾で生まれ、日本で育った青年を演じました。

劇中で、幼い燕が「日本人のママがよかった」と泣きながら母に伝えるシーンを振り返り、水間ロンさんは同じ経験があると語ります。

「実は幼かった頃、僕も母に同じ言葉を言ったことがあるんです。母を傷つけたことに、今でも心が痛みます」（引用：IZA）

今でこそ母親の苦労にも気づきまずが、子供のころは純粋に、なぜ他の家庭と違うんだろう？と思いますよね。

こうした気持ちがあったことから、ロン少年は中国を嫌い、中国語を話すことを避けたそうです。

しかしそんなロン少年にも転機が訪れます。

水間ロンは独学で中国語を習得！

引用：Instagram

水間ロンさんが中国語を話せるようになったのは、１８歳の頃。

きっかけは祖父の存在でした。

第２次大戦で満州に出兵した祖父が、終戦後、シベリア抑留されていたことを知り、祖父のルーツをたどるために中国を１人で旅しました。

現地での出会いに、

と吹っ切れたそうです。

それ以来、中国語を猛勉強し、何度も１人で中国各地を訪れた水間ロンさん。

日本と中国の両方の文化に触れながら育ったことで、どちらの文化にも深い理解と愛着を持っているのでしょう。

この多文化的背景は、水間ロンさんの俳優としての表現力を豊かにしています。

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